生態系創造の4つの段階
人造湖生態系の形成はつぎの4つの段階を経て進行します。
ダムの構造をどう建設するかを決定するための基礎的作業が行なわれる第1段階の予備調査の時期が、もっとも決定的な場合が少なくないのです。
第三段階は、最終的な設計と建設の時期です。
この段階は、ダムが締切られた直後に始まる貯水池の湛水と生態系の不安定な時期です。
第四段階は、初期の生態系の不安定期の後につづく、貯水池の寿命の残りの期間で、大なり小なり安定した段階で、緩慢な調節作用が進行します。
・・・こういう状況のため、計画は単純な投資行動ではなく、人造湖建設を決定するための長期かつ慎重な諸研究が行なわれるようになっています。
この計画は適切に行なわれる場合には、モニタリングや自然保護のための選択行為のしくみや、人造湖の最終段階で変化の方向を変えるような付帯事業のタイミング、順序、規模などの代替案をふくんでいます。
これら4つの段階を経過する貯水池は、他の生態系を理解する場合と同じようないろいろな問題を提起します。